ここのところ東京では変わりやすい天候が続いていますね。
雨が降ると長袖を着ていても寒く感じるくらいです。
SF旅行からLA、そして東京に戻り、ちょうど1週間たちました。
帰国後から今まで毎日予定や行事があり、1週間しかたっていない気がしません!
成田空港ではインフルエンザの検疫など物々しく多少のトラブルもありましたが、無事ゲートを通過することができました。
インフルエンザの件は確かに心配なことですが、LAではマスクをしている人は全く見られなかったですし、逆にマスクをしていると疑われてしまうような妙な空気もあって、こちらに戻ってきて国民性の違いを実感しています。
私も1度だけ、LAで日本から持ってきていたマスクをつけた時には、アメリカ人の友人に"何だかテロリストみたい!"とびっくりされてしまいました。
LAでは過度な対応はせず、いたって皆通常通りの生活を送っていたように感じますが、日本に戻ってくるとマスクをつけていることが普通でしたり、やはり住んでいるところによって意識が変わるのだなあと思いました。
今日はSF旅行記を綴ろうかとも考えましたが、写真の量が多く整理に時間を要しており、前後してしまうのですが、東京での様子を記したいと思います。
先週、家族とともに赤坂で食事をした際に、仏レストランにてハーピストの高山聖子さんとお会いしました。
高山さんは、国立音楽大学の先輩で、バリトン声楽家の平林龍さんとはお互い共通の友人でもあります。
赤坂ホテルでも演奏されており、ハープの柔らかな音色に優しい時間を過ごさせていただくことができました。ハープが高山さんのお姿ととても合っていらしてお優しい素敵な方でした。
国立の先輩でもある高山さんとブログなどを通し、音楽家として繋がりを持たせていただくことができることはとても嬉しいことです。
高山さんのブログはこちらです。
-ハープ奏者高山聖子さんブログ-
高山さんにはブログの相互リンクをしていただき、また記事にて私のブログの紹介もいただきました。
9月にはハープのソロコンサートを予定されているそうです。
いつかごハープとピアノなど、一緒に演奏させていただける機会などあれば嬉しいです!
25日には外苑近くで開催されている『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』に参加しました。
この企画は、知人から紹介されたもので以前から興味があったのですが、帰国のスケジュールも合い、本当に参加できてよかったです。
ダイアログ~は、まっくらやみのソーシャル・エンターテイメントです。
参加者は完全に遮断した暗闇のなかへ、何人かとグループを組んではいり、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験していきます。
(ダイアログ・イン・ザ・ダークより)
詳しい内容はこれから参加される方の為控えますが、より詳細を知りたい方は、こちらのHPをご覧ください。
-"Dialog in the Dark"-
暗闇、といっても目が慣れてくる暗さではないので、はじめの10分くらいは私は暗闇恐怖症でも何でもないのに、冷や汗を感じました。
ふだん、まったく経験したことがない暗さの中で、地面の硬さや柔らかさ、空気の匂い、暗闇のなかで味わう飲み物。。など一瞬一瞬の当たり前の出来事が新鮮に感じられました。
また他の参加者の方とも、初めてお会いしているのに、自然に話すことができ、やはり人と話すときに視覚から得る印象は、無意識のうちに大きい部分を占めているのだなあと思いました。
興味深かったのは、暗闇のなかで知り合った8人の参加者が、最後にもとの明るさの部屋に戻っていくときに、目を慣らしていくため徐々に暗い部屋から明るい部屋に移っていくのですが、部屋が明るくなるにつれ、皆の会話の口数が少なくなっていくことが不思議な気がしました。
やはり相手の顔がみられる明るさですと、相手が何を思っているか?など即座に感じられてしまうので、それが慎重に言葉を選ばせてしまう結果からと思います。
今回の体験は、ふだんまったくできない経験ができたことも貴重だったのですが、それと同じくらい企画自体のほうにも興味をそそられました。
まだまだ日本には、たとえば演奏会でも、展覧会でもどのような催し物でも一体になって参加できる催しが少ないですし、催しものをする側と、見たり聴いたりする側の距離も遠いと感じてしまうものが多いと思うのですが、ただ何かを演奏したり、展示しているだけではなくて、来た方が"一緒に何かに参加できる"、というワークショップ形式のものをもっと可能にしていけば、より面白いかもしれない!と企画として参考にさせていただける部分も多くありました。
ダイアログ~でも紹介されていましたが、たとえば、"暗闇演奏会"のような、"暗闇の中でお客様に演奏を聴いていただいたらどうか?"とか、そういった企画こそ、ピアノだけではなく、以前『音のこころみ』で使用したガムランでしたり、色々馴染みのない楽器を使って、演奏終了後、じつはこのような楽器を使っていた、などと紹介させていただくなど、面白い企画ができるのではないかなあと思いました。
以前Baltimoreにいた頃、高齢の方が入居されている施設の敷地内にある教会で演奏させていただいたことがあるのですが、その際に、入居されている中に目が不自由な方がいらして、少し耳も聞えが難しかったように思うのですが、その方と演奏後にお話させていただく機会があり、色々曲に対する思いを語ってくださり、その時の曲に対する思いが、ずい分と斬新で驚いたことがあります。
やはり、目が不自由だったり耳が不自由だったりした場合に、そうではない器官がより他のひとより冴えて研ぎ澄まされるような気がして、ダイアログ~ではそういったことを実体験としてできただけでも、本当に貴重な機会でした。
一昨日は横浜に行きました。
♪山下公園。薔薇がよく手入れされていて本当に綺麗!一眼レフを手にした集団の方がたくさんいらっしゃいました。

♪公園を散策後、サンセットクルーズを楽しみました。
♪夕日が本当に綺麗です。
♪横浜港では開港150周年を記念して、船製作のイベントを開催していました。
♪船ひとつひとつの大きさは写真では小さく見えてしまいますが、人と比べると、いかに船が大きいかよくわかります!
♪横浜船事業(YOKOHAMA FUNE PROJECT)

♪クルーズの後、私も少し参加してみました!作っているのは、メガネの形をした望星丸です。子供から大人まで参加しており、賑やかで楽しかったです!
♪この日はプロジェクト最終日でしたが、この日までに参加者5万人を動員したようです。
今週は赤坂に出かける機会が多かったですが、来週は少し遠出して、軽井沢に向かいます。
まだこの時期は涼しそうですが、毎年夏は軽井沢に行くので今年は少し早めなのですが、楽しんできたいです。
次回、San Francisco・Napa旅行の様子も綴りたいと思います。
2009/05/29
《日本滞在7日目の近況》
2009/05/15
《学期終了!SF-日本》
5月にはいりました、いかがお過ごしでしょうか?
昨日、今学期が終了しました!
最後のクラスは副科ピアノの生徒のためのJURYでグレード付けがありました。
作曲のプロジェクトやジャズインプロのペーパー提出も終わりひと安心です!
今学期はイタリアでマスタークラスがあったり、リサイタルがあったりと慌しくも充実した学期でした。
先週は車のオイルチェンジに行き、色々不具合をみてもらいました。
USEDなのでちょこちょこと問題はあるのですが。。。
この8ヶ月で走行距離は15000kmでした!
最近運転が楽しいです。ひとりでドライブしている時間はいい気分転換になります。
明後日からはSan Francisco旅行に行きます。
ルームメートも明日からブルガリア、ソフィアに帰国してしまうので、ベランダの薔薇は近所の方が見てくれることになりました。
ルームメートは頻繁にブルガリア料理を作って冷蔵庫にいれておいてくれるので、料理の味が恋しくなりそうです。
日本ではあまりポピュラーではありませんが、さっぱりして日本人の口にもとても合う気がします。
特にブルアリアンムサカ、白雪姫という名がついた(ブルガリア語は忘れてしまいました。。。)ヨーグルトとキュウリの和えたサラダ、チーズパイは絶品です。
SFから帰ってきたら、いよいよ日本帰国です!
最近は旅行で海外に出かけることも多く、色々な国に行きましたが、どの国もそれぞれの良さがあり、文化を知ることは楽しいですが、色々な国に行ったり、アメリカ生活が長くなればなるほど、より日本の良さを発見したり、日本が好きな気持ちが強くなる気がします。
LAも住めば都的な感じで、住んでいると愛着はわいてはきますが、ほっとするというのとは違うので、やはりいつでも帰れる場所があり、温かく迎えてくれる家族や友人たちがいることは本当に有難く幸せなことだなあと思います。
今年の夏休みは色々慌しそうですが、とっても楽しみです!
あと約1週間!!!
2009/04/29
《近況》
ここのところ気温の変化が激しいです。
37度くらいまで上がったかと思うと急に寒くなったり、学校でも風邪をひいている人が多いです。
インフルエンザの件もたくさんの方にご心配いただき本当にありがとうございました。
今のところ日本で騒がれているほどこちらは心配されていない気がしますが、メキシコは近いですし、これ以上感染が拡大していかなければよいなと思います。
今週から5月にはいりますね!
本当に時間がたつのが早く感じる今学期でした。
学期終了まであと約2週間です。
昨日はレッスンで曲決めをしました。
Bera Bartok
"Out of Doors"
Sergei Prokofiev
"Sarcasms"
Jorge Crumb
"A Little Suite for Christmas"
"Macrocosmos"
John Cage
"Cheap Imitation"
Jo Kondo(近藤譲)
"Walk"
Joji Yuasa(湯浅譲二)
"Cosomos Haptic"
"Projection Topologic"
"On the Keyboard"
Martin Bresnik
"The Dream of Lost Traveler"
Villa Lobos
"Prolo de Bebe"
けっこうハードなプログラムです。。。
そしてバルトーク、プロコフェイフを除くオールコンテンポラリーです。
コンテンポラリーは譜読みが難しいので、はじめの2ヶ月くらいの読譜期間中は鬱に近い気分になることも多いため、1、2曲くらいはプログラムにクラシックを交えたかったのですが、先生に"ほぼオールコンテンポラリーですね!"というと、"これはクラシックよ(笑)"と言われ、カルアーツのコンテンポラリーの定義は難しいなあと思いました。
それでもUCSDで教鞭をとっていらした湯浅譲二先生の曲と、それから『音のこころみ』でMischaが演奏していたBresnik氏の"The Dream of Lost Traveler"はぜひ演奏してみたかった曲なので楽しみです。
またVickiがイエール大で教えていらっしゃるBresnik氏の奥様ととても仲がよく(奥様もピアニストです!)、楽譜は送っていただけることになりました。
先週は、フルートの五月ちゃんとドラマーの友人とディナーに行き、最近はなかなか会っていなかったので久しぶりに、一緒に時間を過ごすことができて嬉しかったです。
たまにものすごく日本語を話したくなることがあり、皆で賑やかに食事して、いい気分転換になりました。
日曜はパサデナの友人を訪ねました。
コルドンブルーの卒業試験の実技課題は"ウエディングケーキ"だそうで、学校から家に持って帰って来ていたケーキを見せてくれました。

これはシュガーコーティングで、花も含め、一応全て口にできるもので作られています。
彼女は私の結婚式でもウエディングケーキを作ってくれるそうなので、今回の卒業試験のアイデアは一緒に考えたものなのですが、とても可愛らしくて、見ていて幸せな気分になりました。
そして帰り際にチョコレートで作ったボックスをプレゼントしてくれました!
中には6個のソルトチョコレートもはいっています!
もったいなくて食べれそうにないので、溶けない限り(笑)、部屋のインテリアとして飾っておきたいと思います。


日本帰国は今のところ5月20日過ぎを予定していますが、帰国前に台湾からJeanがSan Franciscoに訪ねにきてくれる為、少し一緒に旅行して帰国しようと思っています。
SFでは車をレンタルして、Napaのワイナリーに宿泊を兼ねて行く予定です。
ワイナリーは宿泊できるので夜の運転の心配はないのですが、飲み過ぎないように気をつけなければ。。。
Jeanと会うのは約1年ぶり以上なので今からとても楽しみです!
2009/04/15
《リサイタルが終りました》
Mid Residence Recitalが終了しました!
2月のリサイタルを病気でキャンセルしたため、なかなかホールがとれず、人も少なめのインフォーマルな形でのリサイタルになりましたが、自分の満足いく形で終えられて、達成感を感じることができたリサイタルになりました。
プログラムはこちらです。
Alban Berg
Sonata No.1 Op.1 (1908)
Ludwig van Beethoven
Sonata No.28 Op.101
Etwas lebhaft und mit der innigsten. Empfindung
Lebhaft. Marschmäßig
Langsam und sehnsuchtsvoll
Geschwind, doch nicht zu sehr und mit Entschlossenheit
Benjamin Britten
"A Charm of Lullabies" Op.45
A Cradle Song
The Highland Balou
Sephestia's Lullaby
A charm
The Nurse's Song
Claude Debussy
"L'isle joeuse"
コンサートや、人前で演奏させていただく時は、何度場数を踏んでも、とってもとっても緊張してしまうのですが、例え緊張しても昔のように頭が真っ白!ということはなくなってきて、気持ちをコントロールできるようになってきたと思います。
会場の大きさや、お客さんの人数などは全然関係なく、演奏は自分自身の精神力と集中力の問題ですが、ここ最近はオーディション以来、1時間の暗譜演奏の機会がなかったので少し心配はあったのですが、滞りなく演奏することができました。
いつもコンサートの前は緊張してしまって、"なぜこの道を選んだのだろう?"と自問自答してしまったり、逃げ出したくなってしまうようなこともあるけれど、毎回終った瞬間の達成感や充実感が嬉しくて、それを味わいたいからこそ演奏し続けているのだなあと自分で思います。
その気持ちがまた次へのステップや自信に繋がっていくのだと思います。
コンサートというと、日本でのコンサートの時は、どんな小さな催しでも家族全員で聴きにきてくれたことを懐かしく思い出します。
母はきっと私以上に緊張していて、まともに正面を向いて聴けないので、いつも下を向いていると言っていました。
生前の祖母はいつも客席の1番後ろで聴いていて、私がでてくると毎回真っ先に手を叩いてくれるのが見えて、演奏前に元気づけられました。
"コンサートと祖母の客席姿"は、私の中でセットになっているような思い出で、今でもコンサートでは、でてくるとまず客席の祖母の姿を探してしまいそうになります。
例え姿は見えなくても、きっとどこかでいつも見守っていてくれる気がします。
先日、母から小さい小包が送られてきて、ひとつはパサデナの友人へのお祝いのプレゼントと、もうひとつはショパンのコンチェルト用の楽譜でした。
7月に母のコンサートがあり、ショパンのコンチェルト第1番Op.11を2台ピアノで一緒に演奏します。
母とは同じ演奏者としていつも姿を追ってきた感があり、初めて一緒に演奏できるのは、何だか感慨深い気持ちもあります。
いつも新しい楽譜を手にしたときのどきどき感、わくわく感を大切にし、7月のコンサートまで新たな気持ちで練習に励みたいです。
2009/04/09
《ピアノのp(ピアノ)》
イタリアで大地震がありました。
仲のよい友人や、先生など知り合いが多くいる国なので心配だったのですが、それぞれと連絡がつきまずは安心しました。
ピアチェンツァはそれほど心配していなかったのですが、テルニの友人の方は震源地にちかく県境ということもあり不安もありましたが、すぐに連絡がとれ、さほどの強い衝撃はなかったようです。
死者も多くでており、余震などもまだまだ心配です。。。
今日はリサイタル前の最終レッスン!。。。の予定が出来が確実でなかったため、今週末に補講をいれていただくことになりました。
Vickiのレッスンは、"彼女のレッスンを受けたいがためにカルアーツにいる"(私がカルアーツで勉強している際、もともと学位をとること自体にあまり重きを感じていないこともあるのですが。。。)、と言っても大げさではないくらい、毎回実のある充実した内容の濃いレッスンです。
有名なピアニストの彼女は、ソロや室内楽のコンサートなど計り知れないくらい忙しいはずなのに、私がここの環境に慣れるまでも事細やかに配慮してくださり、彼女の行き届いた気遣いには感謝してもしきれないくらいです。
今日のレッスンでは、主に"p(ピアノ)"のサウンド創りについて。。。
p(ピアノ)と一口に言ってもpp(ピアニッシモ)やppp(ピアニッシシモ)など数え切れないくらいのサウンドがあります。
演奏する際、もちろん強弱をつける意味でf(フォルテ)も大事ですが、その100倍、1000倍くらいp(ピアノ)の音質は大切で、演奏するほうも聴いているほうも、より集中力が必要になります。
特にBergのソナタのような曲は強弱、それからテンポのメリハリをなくすと途端に退屈にも聴こえてしまう恐れもありますし、いかにp(ピアノ)の音質を繊細に創るかで曲の完成度がほぼ決まってくると思います。
レッスン中にVickiから、"f(フォルテ)とp(ピアノ)、それじゃあ結局どうやって音質を変えることが出来ると思う?"と聞かれ、理論的に説明するとなると私は考えあぐねてしまいました。
Vickiの答えは、私が考えていた"p(ピアノ)を弾く際、注意深く指を用意する"でも、"若干指先をフラットな状態にする"でもなく、"鍵盤を押した時の深さの違い"にあります。
強弱に関しては何年も国立でも学んできましたが、間近にVickiの演奏を耳にすると、なるほど!とまさに目から鱗のような気分になりました。
確かにp(ピアノ)を弾く際、鍵盤を深めに押すことにより、繊細なp(ピアノ)の音を創れるのです。
Vickiはp(ピアノ)の部分は"自分の血が汗をかいている"と思うくらい集中して!と言います。
とても変わった表現ですが、何とも的を得ているなあ!と感心します。
"f(フォルテ)"にもただ大きいだけではなく幾種類にもサウンドがありますが、"p(ピアノ)"はそれを上回る集中力を伴ったサウンド創りが必要で、曲数を考えると気の遠くなる作業ですが、リサイタルまで集中して頑張りたいと思います。
♪おまけ
このあいだのキーボードのクラスで、↓のような現代音楽を勉強しました。(△ボタンを押すと再生されます。)
Stephen Scott作曲の"Entrada" という曲です。
馬の毛などの弓を使ってピアノの弦を引っ張るように音をだします。
まるでヴァイオリンか、弦の高さによっては中国の胡弓のような音さえします。
ピアノも鍵盤だけでなく、色々な部分を使うことによってあらゆるサウンドが創れるのです。
ピアノの鍵盤が曲のメインではないので、現代音楽もここまでくると、これはいわゆるピアノ曲というカテゴリーになるのかなあ?と疑問に思うこともあります。
2009/04/06
《4月にはいりました》
4月にはいって大分暖かくなってきました。
運転していても陽射しがとても強く車中はかなり暑く感じます。
イタリアから帰って1週間、時差ぼけもさることながら、課題やコンサートなどかなりハードな1週間でした!今日はやっと日曜日。。。!久しぶりに少し息抜きできそうです。
長時間のフライトや課題のストレスで、帰ってから片耳の痛みが消えず心配だったのですが、ようやく治まってきました。
昨日は、カルアーツで"Accepted Student Event"という、入学を許可された2009年度新入生に向けてのイベントがあり、歓迎演奏会の中でメゾソプラノの学生と共に、B.Brittenの"ゆりかごの歌Op.45を演奏しました。
会場には大勢の新入生とその家族の方が見え、緊張しましたが、楽しく演奏することができました。
同じ曲を演奏していても、それぞれ聴く人によって反応も違うし、雰囲気も変わるので、演奏していると間近に違いを感じ、それが色々な意味で演奏に反映されることもあり、面白いです。
例えば、主に学校で音楽の学生を前に演奏している時は、皆専門なので、会場もとてもしんとしていて、楽章ごとの拍手などは一切ないのですが、昨日のように色々な方が聴きに来られる場合は、ジャズと同じように演奏の途中や、楽章ごとに拍手をいただくこともあり、よりアットホームな雰囲気の中で演奏することができました。
一昨日はSanta Barbaraにて、ランディーニ先生の元教え子でもあるピアニスト、Siro Saracino氏がイタリアから訪れ、先生の曲を演奏するコンサートがありました。
直前まで行こうか迷ったのですが、やはりイベントでの演奏を考えるとSanta Barbaraまでは車で往復3、4時間かかってしまい、コンサート後の帰宅も深夜になってしまうので、とても残念でしたが諦めました。。。
ランディーニ先生の曲をはじめ、イタリアンコンテンポラリー、メシアン、武満ととても興味深いプログラムでした。
今週はとっても嬉しいことがありました!
Pasadenaの友人がコルドンブルー卒業にあたり、LAでインターン、またインターン後の仕事先を探していたのですが、一流ホテル、それから有名なベーカリーでの実技試験共に合格することができ、ベーカリー合格までに至っては私も何度かインタビューに同行したので、自分のことのように嬉しいです!
パティシエの仕事は朝も早く、仕事を覚えるまでは厳しく辛いこともたくさんあると思いますが、彼女の夢に1歩近づいたので、本当に頑張ってほしいし、応援したいと思います。
昨日はイベントのあと、飲茶レストランに行き一緒にお祝いしました。
今学期も終了まであと約1ヶ月です。
来週はリサイタルもあり、学期の中で最も慌しい時期に突入しますが、来月の日本帰国を目標に(?!)それまで頑張りたいと思います。
2009/03/31
《イタリア滞在:ピアチェンツァ編》
♪左の写真にイタリア滞在の写真を追加しました。
前回のミラノ編に引き続き、今回はピアチェンツァ滞在を綴りたいと思います。
ミラノからインテルシティに乗ってお昼頃ピアチェンツァの駅に到着しました。
インテルシティ内では2€の差だったので、1等車(プリモ)に乗車しましたが、コンパートメントのつくりが比較的小さく、出発までには駅の乗車しない色々な人が車内に乗り込むことが出来るので、あまり治安がよいとは言えないと思いました。
また、大きなスーツケースがある場合、頭上のラックに荷物を持ち上げなければいけないので、1人では結構大変だったのと、イタリアの小さい駅にはエスカレーターがないので、スーツケースを持って階段の上り下りはきつかったです。
乗車券と指定席券には、駅にある刻印機でスタンプを押さなければいけないのですが、これを忘れると、50€の罰金!!なので気をつけなければいけません。
ピアチェンツァの駅にはランディーニ先生が車で迎えにきてくださり、先生と約2年ぶりの再会を果たしました。
まさか、LA留学中にピアチェンツァで先生に再会できるとは思っておらず、夢のようでした。
駅から20分くらい車に乗って、ピアチェンツァ音楽院に到着しました。
♪ピアチェンツァ音楽院。(Conservatorio G. Nicolini di Piacenza)



♪練習室。壁には、ケンプ(Wilhelm Kempff)やリヒテル(Sviatoslav Teofilovich Richter)など有名なピアニストの写真がたくさん貼ってあります。

到着後、練習室で3時間の練習時間をいただき、その後Marco Alpi氏のマスタークラスを受講しました。
Alpi氏はヨーロッパでも有名なピアニストで、レッスン中に何度か演奏を聴かせてくださいましたが、これぞヴィルトゥオーゾ!という素晴らしい演奏でした。
あまり英語を話されないので、レッスン中の伊語→英語の通訳はランディーニ先生がしてくださいました。
それでも、ほとんどの音楽用語はイタリア語が多いので、レッスン中の注意は通訳なしでもわかる部分もわりとありました。
Berg、Debussyを演奏しましたが、3時間に渡るレッスンは、今までのどの先生のレッスンとも違い、要求もとても細かく、厳しいものでした。
Bergに限っては、はじめの1時間で1小節しか演奏させていただけず、特にレガートと、指使いを根本から直され、またペダルを多く使いすぎる傾向を注意されました。
私は、テクニックのカバーやレガートの為にペダルを使ってしまうことが多々ありますが、これは、指使い、それから左右のレガートを克服することによって、ペダルの多使用を抑えることができます。
3年間アメリカの学校でのレッスンを経験してきて、ヨーロッパのレッスンがかなり違ったものなのだと実感しました。
ランディーニ先生曰く、アメリカは褒めて伸ばすところがあるけれど、ヨーロッパのそれは、レッスン中はとにかく"できない部分の指摘"がほとんどを占めると仰っていました。
どちらがいいとは決して言えないと思いますが、確かにいつも褒められてばかりでも、どうしていけばいいのかわからなくなってしまうこともあるし、かといって、注意されてばかりでは自信がなくなる場合もあるし。。。アメリカのよい点とヨーロッパのよい点を頭の中でミックスできればよいなと思います。
♪Alpi氏、ランディーニ先生とレッスン室の前で。

レッスン終了後は、ランディーニ先生がSalsomaggiore(サルソ・マッジョーレ)にある御自宅に招待してくださり、先生と先生のお母様とディナーをいただきました。
ピアチェンツァのある、エミリア・ロマーニャ州(Emilia-Romagna)は、イタリアの中でも美味しいものがふんだんにある土地で食べ物が豊かな州です。
音楽家や画家などの芸術家がたくさん集まっている州でもあります。
先生のお宅でも本場のパルマ産生ハムや、お母様手作りの魚やスープなど、どのお料理も新鮮でとても美味しかったです。
お母様はお洒落な方で、次の日にお会いした日にはパーマをかけられていたり、パールのピアスをされていて穏やかで素敵な方でした。
先生、お母様とも、伊・仏・独・英語を自在に操り、話す相手によって即言葉を変えることができることに、とても驚きました!

食事の後には先生と一緒に、家のまわりを散歩しました。
本当にとても綺麗な夕焼けで、まわりはどこまでも緑と夕焼けが続いていて、先生との会話も忘れられない思い出になりました。



次の日も、サルソ・マッジョーレからピアチェンツァ音楽院に向かい、練習やリハーサル、それからコンサートを聴きに行ったりして過ごしました。
♪サルソ・マッジョーレのホテルでの朝食。イタリアは朝にはタルトやケーキと共に、エスプレッソの朝食をとります。
♪朝食後、先生とサルソ・マッジョーレ市内を観光しました。


♪コンサートホールでのリハーサル風景。

♪パイプオルガン科の学生のリハーサルを聴きに行きました。
♪モーツアルト。スタジオでのリハーサル。

翌日も朝から学校に向かい、日本人のオペラ科在籍のMizukiさんを紹介していただきました。
初めてお会いする方なのに、前からの知り合いのように接してくださり、気さくで優しくて、お話させていただきやすい方でした。
Mizukiさんには、ピアチェンツァの街の案内や、ピアチェンツァ一美味しい!というレストランに連れて行っていただいたり、Mizukiさんのアパートに連れて行っていただいたりしました。
Mizukiさんは日本で修士課程卒業後、現在は上級ディプロマ科に在籍し、テアトロでもオペラの重要な役をいくつか歌われているそうです。
最近ではリカルディの現代オペラに出演されたそうで、お話もとても興味深かったです。
♪ピアチェンツァ一美味しいレストラン!ここの生ハムは甘くて絶品!Mizukiさんと。
♪ワインはスパークリングがはいったものを注文しました。軽くて何杯でも飲めてしまいそうです。
♪このパスタは、中にリコッタチーズが入っていて濃厚で美味しいです。右側のものは豆と煮込んであり、ピアチェンツァの人々は他州の人から影で"豆食い"と呼ばれるほどお豆が大好きです。
♪Mizukiさんのアパートにて。窓から見える景色も素敵です。
♪このオブジェは、フィアンセの方が手作りしてくださったそう!
♪こちらはト音記号と音符が花にみたててあり、とても可愛らしいです。
♪ピアチェンツァのテアトロ。
外観は一見小さく見えますが、ミラノのスカラ座で指揮をしていたR・ムーティ(Riccardo Muti)!が現在は振っている実力のあるテアトロです。
♪ピアチェンツァのドゥオーモ。
ドゥオーモや、教会はどの市にもそれぞれあり、市の経済力さえ表しますが、ピアチェンツァは豊かな街で、ドゥオーモも造りが素晴らしいものが多かったです。



3年間アメリカで音楽を勉強してきて、こうしてヨーロッパの音楽院の日常に触れることができた時間はとても貴重なものでした。
アメリカは音楽、芸術の土壌がない分、後からの理論づけで構築されたものも多いですが、ヨーロッパでは通りを歩いていても、これが"ヴェルディが通った道"とか、"プッチーニがお茶していたカフェ"とかがあらゆるところにあって、自分もそこを通ると、今まで音楽家や巨匠なんて、ほとんど音楽室の肖像写真や、教科書でみた全く自分とは関わりない大昔の出来事のように感じていたことが、何だかそう昔ではないような、"ああ、この景色を見て、この空気の中で作曲したのだ"と思うと、とても身近に感じ親近感がわきます。
そういった意味で、ヨーロッパはやはり音楽の本場なのだと思います。
もし、大学卒業後すぐにピアチェンツァに留学していたら気づかなかったかもしれないことを、アメリカ留学を挟み、違った視点からヨーロッパのよい部分を見つけられることができたことは幸いでした。
私が日本で音大卒業後、完全にクラシック音楽を勉強しようと思っていたら、ヨーロッパ留学を選択したと思うのですが、"現代音楽"というまた新たなジャンルの音楽へアプローチするにあたり、アメリカ、西海岸を選択したことは自分にとって非常によかったと思います。
ヨーロッパは古いもの、伝統を保守しよういう姿勢が強いですが、アメリカ、特に西海岸は常に新しいものを求めて、実験的な音楽が日々創られており、完全に対極にあると思います。
私は西海岸のそういった、アグレッシブな姿勢もとても好きで、刺激があり、ここにいて得るものはとても大きいです。
けれども、アメリカで勉強しているとよく感じることなのですが、やはり今でもアメリカは経済面では世界の中心であり、アメリカもアメリカ人も"アメリカが1番"と思っているように感じることが多く、人種の坩堝でありながら、他国への関心が薄いように思うこともあるのですが、ヨーロッパに旅すると、やはり大陸で陸つづきなので、すぐ隣に他の国の言葉を話す人々もいるし、フランスはわかりませんが(笑)、少なくともイタリア人は自分たちが1番などという感覚はなく、よく世界を知っているという点で、外国人や留学生には馴染み易い部分があると思います。
もちろんヨーロッパ特有の閉鎖的な部分や、階層による差別もたくさんあるけれども、他国のことに興味がある、他国のことを知ろうとしているという点では見習うべきことだと思います。
アメリカで勉強していると、アメリカ人でないのにも関わらず、英語を勉強し、英語はほとんどの国で通じてしまうので、なかなか他の言語を勉強しようとしなかったり、自分自身振り返っても、特にアメリカ留学当初は、あまりアメリカ以外の国に関心を持たなかった時期も長くあり、何だか井の中の蛙だったなあと反省しました。
実際、音楽院滞在中も、学生と話していると、日本の総理大臣の麻生さんについて聞かれたり、三島由紀夫や村上春樹について質問されたり。。。私はイタリアの首相の名は知っていても、作家についてなんて詳しく質問できないなあと恥ずかしくなりました。
3日間の短いピアチェンツァ滞在でしたが、とても充実した濃い滞在でした。
ピアチェンツァで2年ぶりに再会したランディーニ先生は、多くの学生に慕われる真の"マエストロ"でした。
先生と過ごさせていただいた時間、一生忘れられない大切な思い出です!
本当に先生のような温かい素晴らしい方と出会えて幸せに思います。
学期中でお忙しいなか、貴重な時間を割いて一緒の時間を過ごさせていただいたことに心から感謝します。
またアメリカでたくさんのことを吸収し、次回先生にお会いするまでに成長した自分になっていたいです。
♪先生と音楽院にて。

♪私の生まれ年、そして1番新しい2008年に作曲されたピアノのスコアを2冊、記念にくださいました。
スコアにはメッセージとサインを添えて。。。
いつか先生の曲を演奏させていただく機会があればと思います!
補足:
動画をいくつか撮っており、アップロードしようとしたもののなかなか上手く繋がりません。。。また再度、時間のある際にアップロードできればと思っております。
投稿者
miki arimura
時刻:
3/31/2009
0
コメント
ラベル: 《Piacenza》
2009/03/30
《イタリア滞在:ミラノ編》
昨日、イタリア、Piacenza(ピアチェンツァ)からLAに戻ってきました。
LAに戻ったら、一段、風が温かく感じました。
今まで色々な国々に訪れましたが、今回のイタリア、ミラノ-ピアチェンツァはとてもハードなスケジュールではありましたが、これまでのなかで1番印象に残る充実した旅になりました。
2回にわけて、ミラノとピアチェンツァでの様子をブログに記したいと思います。
出発当日は朝4時起きでLAX空港に向かいましたが、ルームメートが送っていってくれました。
朝早いのに、朝食まで用意してくれて、いつもいつも本当に感謝です。
LAから直行便はなかったので、ニューアーク(Newark)で乗り換え、ミラノのマルペンサ空港(Aeroporto internazionale Milano-Malpensa)に向かいました。
実は、ミラノで落ち合う予定だった大学時代の友人が急遽学校の予定で合流できなくなり、その知らせを受けたのが出発の2日前で、ホテルも予約したり、色々予定をたてていた後だったので、かなり動揺しました。
ミラノでは全くの1人旅でしたが、行く前の2日間で、数の数え方とか、役立ちそうなイタリア語の単語をいくつか覚えていたのが幸いし、緊張しながらも普段できない経験をたくさんできたように思います。
ミラノでは中央駅の近くに泊まりました。
マルペンサ空港からマルペンサ・エクスプレスというバスがでていて、7€ちょっとで中央駅まで行けます。
到着した日は朝早かったので渋滞もなく、50分くらいで行くことができました。
イタリアを訪れるのは3回目ですが、昔ミラノに旅行した際はまだ€ではなく、通貨がリラだったときで、紙幣の多さにとてもびっくりしたのを覚えています。
まだ小学生でしたが、あの時は再度イタリアに1人で来るなんて思っていませんでした。
ミラノでは、ドゥオーモ、スフォルツァ城、スカラ座など名所をゆっくりまわりました。
観光都市のわりに、一本道を外れるとほとんど英語が通じないので、結構戸惑うことも多く、ジェスチャーや絵を描くにしても限度があって、違うタイプのテレホンカードを購入してしまったり。。。という失敗も何度かありました。
でも街の人は皆親切で、道を尋ねても途中までついてきてくれたり、Barに入ったときも、ピザをサービスしてくれたり、どの人も優しかったです。
♪ドゥオーモ。(Duomo di Milano)
街の中心にこんなに立派な建物が建っているなんて本当にすごいです!さすが世界遺産登録数第1位の国!

♪ドゥオーモ内部。中は冷たく空気がひんやりします。
イタリア語には、ほとんど全ての名詞にに男性形や女性形があって、教会はすべて"サンタ~"などの女性名詞がついています。なんだかそれだけで、教会には温かく優しいものを感じます。

♪ドゥオーモ内部の動画です。
♪スカラ座(Teatro alla Scala)。
内部には、往年の活躍した名作曲家や指揮者、マリア・カラス(Maria Callas)をはじめとする歌手など肖像画や彫像が飾ってありました。

♪名指揮者、カラヤン(Herbert von Karajan)のポスター。

♪飾られていた肖像画のなかの1人、G.ヴェルディ(Giuseppe Fortunino Francesco Verdi)は貧しい雑貨屋の家庭の出身で、出世してからは晩年、成功しなかった音楽家の為の養老院を作りました。現在でも25人の音楽家が生活しており、学生も何人か住んでいます。



♪スフォルツァ城。(Castello Sforzesco)
ミラノにある中世最大のお城です。


♪ガレリア。(Galleria V. Emanuele Ⅱ)
マクドナルドもこの通り、黒に金字でシックに見えます。世界でもなかなか類のない7つ星ホテルがもこの通りにありました。


♪穴のあいている部分に踵をいれて、ぐるりと1周まわるとよいことがあるそうです!

3日間のミラノ滞在を終え、次回はピアチェンツァでの様子を綴りたいと思います。
ミラノからはインテルシティに乗車して、約40分かけてピアチェンツァに向かいました。
♪ミラノ→ピアチェンツァのインテルシティ乗車券&指定席券です。

♪ミラノ-ピアチェンツァへ向かうインテルシティ内の動画です。
2009/03/12
《イタリア、ピアチェンツァ音楽院のこと》
3月にはいり、少しずつ春らしい陽気になってきました。
先週は久しぶりにアナハイムにあるディズニーランドに行き、いい気分転換になりました。さほど混雑もせず、ほとんどの乗り物に乗ることができました。

また、家のちかくにある広大な公園の中に日本庭園を発見し、天気にも恵まれ綺麗な写真がたくさん撮れました。

今日は前回のアメリカ留学の経緯に続き、来週訪れるイタリアの、ピアチェンツァ音楽院について書きたいと思います。
ピアチェンツァ音楽院のCarlo Landini先生とは、先生が2006年の11月に招待教授として2ヶ月間UMBCに訪れられていた際、知り合いました。
はじめは"何だか怖そうな先生!"と勝手に敬遠してしまっていて、マスタークラスのレッスンも印象に残ってしまうくらいとっても厳しいレッスンで、先生はレッスン中にヒートアップすると大きい声でドイツ語で注意するので、そのドイツ語の響きもとても怖いものに感じていました。
最初はただ、"怖そうなイタリアからの先生"という印象から、何度も学校内ですれ違ううち、色々レッスン外のお話もさせていただくようになったり、お茶に誘っていただいたり、感謝祭には小旅行に連れていっていただいたり。。。とたった2ヶ月の短期間でしたが、ずいぶん親しくさせていただきました。

私も先生にいつもよくしていただく御礼をしたいなあと思い、寮のアパートの手作りディナーに招待させていただいたこともありました。
イタリアに戻られてからも2週間に1度くらいの割合で電話やメールをくださり、いつもこちらの状況を気にかけてくださいました。
先生は修士課程はUCSDで学ばれており、その点アメリカの音楽事情もよくわかってらっしゃるのですが、アメリカで博士課程には進まず、そのかわりにパリ国立高等音楽院に進学して作曲を学ばれました。
マスタークラスのレッスンと、オーディション時のCDをとても気にいってくださり、全奨学金の条件で、ピアチェンツァ音楽院からのオファーもいただき、カルアーツ入学かイタリア、ピアチェンツァ留学かでとても悩みましたが、やはりアメリカ、現代音楽で有名なカルアーツで短期間でもよいから学んでみたいと、当初からの希望を優先し、カルアーツ入学を選択しました。
Landini先生は音楽面はもちろんのこと人間的にもとても魅力的で素晴らしい方です。
ヨーロッパでも有名な作曲家で、本当はなかなか親しくなんてさせていただけない先生なのかもしれないのに、とても気さくで、誰にも分け隔てなく優しいです。
印象に残っているのは、UMBCで先生の曲をファカルティの先生方が演奏された際、Baltimoreからたくさんのマスコミがきて、先生は多くの人からインタビューされていて、私は隅のほうで"先生すごいなあ~"とみていましたが、そういうときでもわざわざこちらの方に"今日は聴きにきてくれてありがとう!"と言いに来てくださった時には、私は普段、先生というのは偉そうなタイプの人が多いと先入観から思ってしまっていたので、とても感動しました。
そんなLandini先生と念願叶って、2年ぶりにお会いできるのは夢のように嬉しいです!
イタリア内での計画もほぼたってきており、20日にLAを発ったあと、ミラノでテルニ音楽院で勉強している大学時代の友人と落ち合い、Bologna(ボローニャ)や、ヴァイオリン工房で有名なCremona(クレモナ)(ジブリの"耳をすませば"によって日本でも有名になりましたね!)など周辺の街を観光したあと、24日にピアチェンツアに向かいます。
先生はParma(パルマ)やSalso Maggiore(サルソマジョーレ)観光・宿泊など色々と楽しい計画をたててくださっています。
観光以外には、学校見学や、ピアノ科教授Marco Arpi氏のマスタークラス、小コンサート、そしてコンセルヴァトリーの学生による演奏会があります。
いよいよ渡伊も来週になり、今は色々準備を進めているところです。
またLAに戻った際、イタリア滞在の様子を記したいと思います。
♪先生がピアチェンツァの写真を送ってくださいました。雪が積もっていてとても寒そう!
♪先日行われたポーランド、ワルシャワで先生が指揮をされたコンサートのフライヤー。
投稿者
miki arimura
時刻:
3/12/2009
4
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ラベル: 《Piacenza》


